八千代会グループ 介護職員の皆様との取り組みNo4

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これまでもご紹介してきた、広島にある八千代会グループの

有料老人ホーム メリィハウス西風新都・八千代の皆様との研修についてお届けします!

 

【担当講師】荒井秀幸、有馬友美

【No1】https://r-body.com/blog/20181224/2436/

【No2】https://r-body.com/blog/20190119/2604/

【No3】https://r-body.com/blog/20190209/2781/

 

メリィハウス職員の皆様との研修は去年から行っています。

介護現場における”運動指導のスペシャリスト” の育成のために

カラダに関する原理原則や構造解剖学のインプットに始まり

エクササイズの実技、実際にエクササイズ指導の練習・・・

段階を分けて行なってきました。

 

5月以降は、実践的なエクササイズ指導の練習に入っております!

まず、エクササイズ指導の練習に入る前には

『伝わるように、伝える』ための

ーチングプログラムの講義を受けていただき、

そこからは実際にお客様役・指導者役・評価者の3人一組となって

指導練習を行っています。

『自ら実施できる』ことと、

『相手に伝えることができる』ということは別物なのです。

皆様試行錯誤しながら、とても熱心に取り組んでいただきました。

 

受講してくださっている職員の皆様からは

こんな嬉しいお声もいただいております。

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指導をする上で【承認→修正→承認】が大切だと学びました。

わかっていても承認ではなく修正から入りがちなため

自分の言動を見直しながら実行していこうと感じています。

実際に、入居者様にエクササイズ指導を行うにあたり

先月はエクササイズの拒否も見られましたが

本人様の気持ちを尊重し傾聴や承認を続けていましたら

今月からは前向きな言葉と行動が見られています。

焦らず相手のことを認めていくことが大切だと実感しております。

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今日の研修は主に実践で、自分の学びたかったことが意識できました。

まず相手のやる気を引き出すアプローチの部分がとても大切だと思うので

”何のために行うのか”を伝えられること、

後は、マイナスな気持ちが強い入居者様には強制感を出さず

“気づいたら”、”勝手に”、エクササイズできていた!

というような状態を作れるようにしたいと思います。

また、研修を始めた頃はアプローチのことで悩んでいましたが

今も悩んでいますが、どうやったら引き出せるかなど

少しポジティブに考えられるようになったかと思います。

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メリィハウス職員の皆様は

実際に、ここで学んでいただいたことを

入居者の方々のエクササイズ指導や、

いつものレクリエーションの中に取り入れてくださっており、

入居者様からも肩が上がるようになった、

立てる時間が増えたなどのお声も上がってます!

本当に素晴らしことだと思います。

 

私たちが行っていることは、対 人間のお仕事なので

知識だけでは成り立ちません。

伝える、寄り添う、ということは簡単にできることではありませんが

だからこそ楽しい仕事でもあると

メリィハウスの皆様を見ていると改めて感じることが出来ました。

いつもありがとうございます。

皆様に関わる人たちが、

みんな健康でハッピーな人生を送れますように!

END:2019.07.22

 

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